【S14 最終272位 R2032】 イバンイダイトウ&最速赫月



 

初めまして、Ksunと申します。

S14にて、目標としていたレート2000&最終300位を初めて達成することが出来たので、構築記事を書きたいと思います。

レンタルPTも上げているので、気になる方は是非使ってみて下さい。

 

 

使用構築

 

 

構築経緯

構築の軸となるポケモンを探していたところ、以下の構築記事のイバンイダイトウが強そうだと感じ、参考にさせて頂くことにした。

【SVシーズン13】R2122&2107 イバンイダイトウ軸対面構築【最終34位&59位】 - あるかちゃんどりーむ (hatenadiary.jp)

(無許可のため、問題があれば削除致します。)

 

イバンイダイトウの最大の強みは、相手視点では見えづらい勝ち筋であると考えている。そこで、一定の汎用性を損なわずに同様の強みを持つポケモンを使いたいと考え、最速赫月ガチグマを採用した。持ち物は行動保証を持たせるため、気合いの襷とした。

 

上記2体を軸にすることを決め、対面構築を組むことにした。まず、テラス込みで広い範囲と打ち合える初手要員として、4Wスケショカイリューを採用した。

 

ここまで採用したポケモンが速くない、また初手カイリューが作った流れを繋ぐポケモンが欲しいと考え、最速ブエナハバタクカミを採用した。

 

この4体では受け系統の構築がかなりしんどいため、受け崩し役として身代わり悪巧みイーユイを採用した。

 

最後に、相手の初手電磁波ハバタクカミがめんどくさい、相手にステロ欠伸展開を考えさせる、ブリジュラス+アシレーヌ入りの構築に安定して出せる初手要員が欲しかったなどの理由から、突撃チョッキラグラージを採用した。

 

 

個体紹介

イダイトウ@イバンの実

テラスタイプ:フェアリー

特性:適応力

性格:意地っ張り

実数値:197(12)-180(252)-116(244)-*-95-98

技構成:ウェーブタックル/お墓参り/アクアジェット/堪える 

HB → 特化パオジアンの不意打ち 13/16で耐え(目安)

 

本構築のエース。本当に強かった。

数的有利を取れた試合はもちろん、襷型では捲れなかった試合をいくつも拾ってくれた。相手視点でもまず襷型が警戒され、身代わりや高速移動を考えるとなかなかケアしづらい型だと思うので、今後確実に使われていく型になると感じた。(というか、恐らくもう流行り始めている。。。)

ただ、ノーマルテラス+アンコール持ちのカイリューとの1on1だけは本当にしんどかったため、とにかく数的有利を作ってイダイトウに繋いでいくことを心がけていた。

 

 

赫月ガチグマ@気合いの襷

テラスタイプ:ノーマル

特性:心眼

性格:臆病

実数値:189(4)-*-140-187(252)-85-114(252)

技構成:ブラッドムーン/ハイパーボイス/大地の力/真空波

 

最速赫月。

最速にすることで無振りランドロスあたりまで抜くことが出来るため、素早さに振っていない中速帯のポケモンに上から高火力を叩き込めるのがとても強かった。

また採用時には意識していなかったが、型が多い初手のブリジュラスにかなり安定するのも推しポイント。終盤にウキウキでテラス流星群を打ってくるブリジュラスにはニヤニヤが抑えられなかった。

 

 

カイリュー@いかさまダイス

テラスタイプ:

特性:マルチスケイル

性格:意地っ張り

実数値:167(4)-204(252)-115-*-120-132(252)

技構成:スケイルショット/アイアンヘッド/神速/けたぐり

 

SV最強ポケモンその1。

基本的には初手投げを想定しており、広い範囲に打点が欲しかったため4Wで採用した。はじめは素早さを落として耐久に振った型を使っていたが、ミラー意識や構築全体で重めなトドロクツキをS+1で抜きたかったため、準速に変更した。

ラスタルは7~8割近くこのポケモンに切ったと思う。特にイダイトウにテラスが必要ないと感じたときは、積極的にテラスを切って数的有利を取りに行っていた。

 

 

ハバタクカミ@ブーストエナジー

テラスタイプ:

特性:古代活性

性格:臆病

実数値:131(4)-*-89(108)-173(140)-156(4)-205(252)

技構成:ムーンフォース/シャドーボール/甘える/痛み分け

HB → 特化パオジアンの不意打ち 15/16で耐え

HD → 臆病ハバタクカミのシャドーボール 15/16で耐え

S → ミラー意識の最速

 

SV最強ポケモンその2。

2手目に投げることが多く、アドバンテージの維持から切り返しまで様々な役割を果たしてくれた。

テラスタイプは終盤に水→ステラに変更。イダイトウにテラスを残しても仕方がない展開も多かったため、優秀な耐性を変えずに火力を伸ばせるステラが合っていたと思っている。特にお互い2番手のミラーで上からワンパンできた試合は、かなり楽に詰めていくことが出来た。

 

 

イーユイ@ラムの実

テラスタイプ:ゴースト

特性:災いの玉

性格:控えめ

実数値:131(4)-*-102(12)-205(252)-141(4)-150(236)

技構成:悪の波動/火炎放射/身代わり/悪巧み

 

マジレスパオカミウーラカイリュー - しじょぽけ (hatenablog.com)

こちらの構築記事を参考にさせて頂いた。

(無許可のため、問題があれば削除致します。)

 

受け寄りの構築対策を一手に引き受けてくれたポケモン。選出率はそこまで高くなかったが、間違いなくこの構築には欠かせないピースだった。

既存の受けポケモンはもちろん、新ポケモンの中ではポリゴン2にも強く出ることが出来た。また、相手視点ではこだわっていると思われることが多く、打ち分けによって相手のプランを崩していくのも使っていて楽しかった。

 

 

ラグラージ@突撃チョッキ

テラスタイプ:

特性:激流

性格:意地っ張り

実数値:207(252)-176(236)-110-*-110-83(20)

技構成:地震/クイックターン/雪雪崩/ミラーコート

HD → 特化アシレーヌエナジーボール 160~192

          特化眼鏡ブリジュラスのテラス流星群 172~204

A → H244B4霊獣ランドロスをA-1雪雪崩で15/16で倒せる

S → 同速(アシレーヌ)意識で少し

 

本構築で最後まで煮詰まらなかった枠。色々なポケモンを試してみたもののなかなかしっくりこず、最終日に思いつきで構築に入れた。

構築経緯でも述べたが、ブリジュラス入りには赫月ガチグマ、アシレーヌ入りにはカイリューを初手投げしていた関係上、どちらも入っている構築に安定する初手ポケモンがおらず、その2体を意識した調整にした。

結局同様の構築には当たらず、1度も選出はしなかった。この枠にはまるポケモンを見つけられていればと思う反面、前日までに比べて最終日の勝率は良かったため、何らかの役割は果たしてくれたのだと信じている。ありがとう、ラグラージ

 

 

選出

基本選出:(+

vs ブリジュラス:+ @2(が多め)

受け構築:+ @2

トリルPT:後ろに

 

 

結果

TN  K   最終272位/R2032

TN  かずや   最終298位/R2025

 

 

最後に

今作からポケモン対戦を始めて、ランクマッチのことが何も分からなかった頃から約1年。ついに夢だったレート2000に辿り着けたことが今は素直に嬉しいです。

と同時に、初めてシーズンを通してある程度高い順位帯で戦えた中で、ポケモン対戦の難しさ、しんどさ、楽しさなどを今まで以上に感じ、上位勢の方々って本当にすごいんだなぁと身をもって感じることが出来ました。

正直、自分の中では今シーズンの結果は出来すぎだと感じていますが、またレート2000を達成できるよう、そしてそれ以上の結果を残せるよう、これから頑張っていきたいと思います。

 

最後までご覧頂きありがとうございました。